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砂漠とサジー

サジーはなぜ砂漠で生きることができるのか?

一般的に動物、植物等の生物は水分が無ければ生きていくことができません。
砂漠は雨が降らず、とても乾燥した世界です。そこで生きるためには様々な工夫が必要です。砂漠の生物は乾燥に耐えて生きるために色々な工夫をこらしています。
サジーも水分を確保するためにさまざまな工夫をしています。


★一般に言われている砂漠とは??

一口に砂漠といっても降雨量や乾燥度合いによって状況はだいぶ違います。
私たちが一般に想像する砂漠は砂だけの砂漠です。

でも実際、砂漠は年間降雨量によって以下の3つに分類されます。
 @ 25〜100mm : 極砂漠
 A100〜250mm: 砂漠
 B250〜500mm: 半砂漠

サジーが多く採れる中国の内モンゴル自治区の年間降水量は平均300mmで、半砂漠の半乾燥地帯に属する土砂漠になります。





★水分を得るための工夫

世界中に成育する数十万種の植物のうち、土中の水分が皆無であっても生活できる陸上植物はアメリカコビトスギと、フウチョウボクの2種類だけといわれています。
この2種類の植物に限っては気孔から空気中の水分を取り入れ体内で利用することができます。

けれどもこの二種類の植物はまったくの例外です。
乾燥地や地中水分の著しく乏しい土地に生えている植物が水分不足から逃がれるためには二つの手段しかありません。

一つは水分不足から逃避することです。
水不足から植物本体が枯れてしまっても子孫を残せるように本体を捨てて種子となって飛び出し、地中深くに入って何年でもじっと雨を待っているという方法です。

もう一つは植物本体が必死になって、体内に水を溜め込んだり、根をのばして、遥か遠くの水分でも吸収できるようなしくみをつくることです。また同時に体内の水分を失わないように、植物体の表面積を縮小したり、すぐには役に立たない部分を切り捨てたりして、水分の蒸発を防ぐことです。


★サジーの生存のためのシステム

ではサジー場合はどうでしょう?
「聖果サジー100%ジュースの生産地は中国の内モンゴル自治区で、日本の本州が2個すっぽり入る広さです。
サジーは多年草で、サジーの生息地は年間300mmの雨が降る半乾燥地です。
250mm〜300mmは、砂漠地帯としては、決して少ない降雨量ではありません。


白い中国地図の右上から左斜め下まで太い線が見えます。
これは年間降雨量が400mmの地帯です。その上が300mm地帯。この間は黄河の北側でかつ、内モンゴル自治区の南部と一致します。このラインがサジーの生息地帯です。

ちなみにこの地図の左側に25mm地帯があります。
これは世界第2位の砂漠地帯、タクラマカン砂漠です。
ココはサハラ砂漠と同じ極砂漠地帯です。


月間マクロビオテック(日本CI協会発行の月刊誌)12月号サジー特集の著者で、日本大学生物資源科学部の元教授の都留先生に聞いたところ、
「サジーの生息地は砂漠と言っても年間降水量が300mm程度あり、これは大変な水量」
とおっしゃっておられました。
ちなみに米国のロサンゼルスの年降雨量は340mmですが、大都市として立派に機能しています。

参考:世界主要都市の年間降雨量
東 京 1400 mm パ リ 630 mm
バンクーバー1200 mm ロンドン 750 mm
ロサンゼルス 340 mm ローマ 750 mm
サンフランシスコ 500 mm ウィーン 600 mm
ストックホルム 540mm モスクワ 700mm

半砂漠、半乾燥地で生きるサジーの乾燥に耐えられるメカニズムは
・水をより多く取り込む
・取り込んだ後、水分の蒸発を防ぐ
この2点が基本となっています。

@蒸散を防ぐ仕組み
蒸散(じょうさん)とは植物の地上部から大気中へ水蒸気が放出される現象です。蒸散の大部分は葉の裏側で起こります。
一番乾燥する9月気温は低下、日照は減少します。葉を髪が抜けるようにポロポロ落とし、蒸散を防ぎます。





 


A発達した組織網
サジーの葉は小さく、やや厚い。クチクラ層を持ち、気孔が陥没型で、やや発達した柵状組織や貯水組織があります。乾燥地域の条件に耐えるより強い適応力を持っています。

B結合水の比率が高い
サジーは結合水の比率が高く、蒸散しにくい。
水には自由水と結合水があります。自由水は移動しやすく、蒸発しやすい普通の水です。結合水とは生命の構成成分であるタンパク質や炭水化物と固く結合している水で、移動しにく、蒸発しにくい水です。

C水平上に拡がる根システム
サジーは水平に広がる強力な根システムを持っています。根の深さは0〜40cmくらいに集中しており、全根っこの重さの72%と全根っこの長さの54%がこの深さに集中しています。
乾燥した土でより遠くまで水分を取れるよう適応しています。
サジーの根システム

D放線菌を宿している
サジーは根に放線菌を宿しています。
養分の少ない半砂漠地帯でも、空気中の窒素を体に取り込み、窒素・リン・カリウム等の3大栄養素を自ら作り出すことができます。サジーは天然肥料を自家生産できるのです。
サジーの秘密(放線菌について)

中国では温家宝首相が音頭をとり国家プロジェクトとして砂漠緑化と貧困な内陸部に産業育成をめざしてサジーの植林が進められています。


サジーは地球温暖化防止の一翼を担っています。








 
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